CDTV

 短か!
 待遇悪いにもほどがある……。
 ミキティ、最後にセンターポジションでポーズを作る前に、素に戻ったような顔でスカートをたくしあげ位置を直してました。
 おいおいリハーサルじゃないんだから……と思いつつ、吹き出してしまいました。
 ミキティ、あんた面白すぎ!(^∇^u
 ゴロッキーズでもしょっちゅう靴下を直したり腕まくりしたりしてましたが、曲の最中にもやる!?
 おかしいな〜、やっぱりこの子かわいいな〜。
 こういうのって石川さんのヲタが音程不安定だったりするとこに萌えるのと同じなのかもしれませんね(^_^;

ミュージックステーション

 遅ればせながら感想です。さくら組メインの扱いはここでも変わらず。
 大体CMからしてさくらのしか見たことがないんですけど、何故かくもおとめは冷遇されているのでしょう(ToT)
 トークの時間はたっぷりあったものの、何故にこの時期怪談話? しかも台本丸出しのわりにグダグダで面白くないし。
 トーク要員は加護ちゃん、矢口、飯田さん、ミキティのみでした。高橋さんと石川さんが入ってないあたり、さくら組おとめ組のそれぞれ無難にトークのできる主要メンバーってことなのでしょうか。
 せっかく時間があったんですから、長々と時期はずれの怪談話なんかに時間を割かないで、さくら組は新曲にちなんで、卒業式の思い出を短くてもいいから全員にコメントさせ、おとめ組は故郷の思い出や友情についてでもコメントさせたらよかったんじゃないかしら。
 歌とメンバーのイメージの融和や宣伝にもなりますし。
 たとえばモーヲタ以外の普通の視聴者には何故、石川さんがおとめ組で、「心のブスにはならねぇ」なのかさっぱりわからないと思うんですよ……不器用だけど云々にこめられた思いとか、台本をいかして簡潔に語らせたらいいんじゃないかと。
 ミキティも曲のイメージとせっかくマッチしてるんですから、曲に絡めて前に出て来て欲しいんですよ。曲と本人のキャラも売れて一石二鳥なのに、何故やらないのかと。
 もしかしたらトーク要員は番組側から指定があったのかもしれませんが、それでもトークの内容を怪談にしてくれとは言ってこなかったでしょうしねえ。
 矢口さんがちょっとだけ卒業式のエピソードも披露していましたが、本人もはずしたのかと思ったのか、すいませんとあやまっていました。怪談話よりはさくらの曲にマッチした話題だったから別に面白くなくてもいいと思うんですが、わざわざトークの流れと関係なく1人だけ語ったわりには、うまく落ちがつかなかったからでしょうか。
 だからといって怪談ネタでありきたりの落ちのついた小噺しても何だ? って感じですよ。
 とにかく今の娘。は、やらされ感が強すぎますし、露出の機会も少ないのですから、少ないチャンスは上手に生かしてもらいたいものです。

 パフォーマンスは前回より双方上がっているような気がしました。特に亀井ちゃん、音程は相変らずぶっ飛んでますが、歌に情感をこめられるタイプみたいなので、音程が安定すればいい感じになるかも?
 石川さんは音程ははずさなくなりましたが、相変らず棒読み歌唱とでも言うべき一本調子の歌い方で、サビに長いソロを持ってこられると、絵ヅラはよくても、歌としては盛り下がります。
 「愛の園」の時は石川さんの押し殺したような歌い方を生かしたパート配分になっていたと思うんですが、今回は石川さんに限らず全体的に工夫が感じられないんですよねえ……。


 余談ですが、久々に見た坂本龍一は臭すぎ、ベタすぎて笑いましたが、曲は結構好きかも……彼の作るメロディーは私の琴線に触れるのです。ごく初期のSLAT DANCEとか卑怯なくらいに……。
 フリッパーズなら小山田派だった私は老けているのにビックリ。ノイズギターってまたはやってるんですか? しかしこの人もミーハーですね。嫌いじゃないんですけど。

マシューTV

 テレビ番組の紹介記事で、藤井隆紺野あさ美を贔屓して、藤本美貴には冷たく当たると書いてあったのをあらかじめ読んでいたので、これはおいしいかもと期待していたのですが、予想以上の出来でした。
 ミキティに関しては予想通りだったんですよね。
 ミキティは矢口と組んだ食わず嫌いの時のようにお姫様役やるよりは、いじめられたりいじられた方が断然いい味出すのは、ゴロッキーズでも証明済み。
 大体ミキティはコントでかずのこみたいな汚れ役・道化役でも完璧にやれる子なんですよ。
 外の番組でも物怖じしないし(というより、ミキティにとってはハロモニなどの方がこれまで外の番組だったのかも?)、そんな太っ腹なキャラを活かさない手はありません。
 外見は美少女なのに、アイドルとしてイヤミじゃない程度にお転婆できるのがミキティのいいところ。
 レスポンスもいいし、多少意地悪しても嫌なムードにならないし、いじる方も安心でしょう。
 予想外だったのは支離滅裂になるんじゃないか、でくのぼう化するんじゃないかと心配だった紺野さんがとてもよかったこと。
 この前のハロモニもそうでしたが、ミキティとのコンビだと紺野さんは冴えてますよね。
 2人はカントリー娘。やラジオで絡みがありますし、同郷でプライベートでも仲がいいそうですから、お互いリラックスして楽しんでやれるんでしょうね。
 紺野さんがてんぱって支離滅裂なことを言ったり、変なリアクションをするのはいつも通りなんですが、ここで放置されたら、紺野さんのヲタ以外には単なるわけのわからない寒い人。
 藤井隆だって紺野さんのファンなわけですから、キャラや萌えどころははっきりしているのです。でもいつも通りでは、マニアックすぎて一般の視聴者には、紺野さんのいいところはなかなかわかってもらえないでしょう。
 ですが今回は藤井隆がボケをガンガン拾ってくれるし、ミキティもつっこんだりウケたりしているので、その後、紺野さんもいい感じで台詞を言うことができ、またその台詞が天然で面白い。
 紺野さんですから、オタクアイテムに例えると、あたかも素人手作りの同人誌がジャンプの漫画に化けたような感じでした(笑)。
 ミキティに手を引っ張られて前へ出たのもよかったし、前へ出られなくても、ミキティとの対比でそれも個性として輝くことが出来ていました(マシューのいじりあればこそですが)。
 最近の「食わず嫌い」や「ごきげんよう」でのミキティの優等生アイドルぶりも、娘。内ではいまや貴重なマトモなトーク要員とはいえ、そのへんのちょっときれいな若いタレントの誰がやっても変わらないだろという凡庸さでしたから、今回のミキティならではの鋭いツッコミやテンションの高い笑顔もとてもよかったです。
 藤井隆ポンちゃんと間違って言ったところに間髪入れず「ポンちゃん!?」とつっこむミキティ、即それを仇名にする藤井隆の連携プレーがお見事。
 誕生日だからとミキティに花束を渡すと見せかけて、お気に入りの紺野さんに渡そうとする藤井隆、それをあわてて取り上げた後、素に戻ったような感じで「優しいですね」と言うミキティ……いいなあ(*^ ^*) これはミキティが優しいのよね♪
 ミキティのこういうところは、紺野さんよりさらにわかりづらいかもしれませんが、計算してないとこで天性のアイドルしてる……こういうのはボディブローのように後から効いて来ますよ、きっと(笑)。

 マシューTV出演時のミキティと紺野さんのキャプ画がミクさんのサイトの2月26日の記事に100個上げられています。スゴイ!
http://yokohama.cool.ne.jp/mikumode/

 ところでラジオの時は矢口と組んでもミキティ傍若無人な妹モードにもなれるのに(矢口の姉さん役は辻加護相手にしてきたんですから定評ありますし)、テレビだとどうしてああなってしまうんでしょうね?


藤本美貴ちゃん生誕記念語り

 ミキティ19歳の誕生日おめでとう!!

(微妙なデコの見え方がお気に入りの写真を貼ってみました♪ チラリズム?)
 18歳の美貴ちゃんは波乱万丈の1年でしたよね。ソロアルバム、ソロコンサート、いきなりの娘。加入……。
 正直言うと、6期メンバーとして初々しすぎる中学生とともに娘。と対面した時の美貴ちゃんは、満面の営業スマイルを浮かべていただけに、痛々しくて見ていられないと感じてしまったんですよ。お互い辛いだろうな、とどうしても思ってしまい……。
 私はあまりに過酷な労働条件に耐えかねて最初の会社をやめたあと、コネで転職してものすごい苛めを受けたことがあるので余計……。
 ワンマン社長の独断人事で、新設した対外広報部門のトップ候補に据えられてしまい、元からある地味な専門書の編集部門でコツコツやっていくのが希望だったこちらとしても迷惑だったんですが、若さや恩もあって言い出せる立場でもなく……で、現場との軋轢をモロにかぶってしまったんです。
 社長派、現場を仕切る専務派の派閥争いの焦点になってしまってからは、人格とか能力なんて一切考慮されなかった。反社長派(現場主義の社員たち)にとっては記号的な標的です。
 今なら、私の立場であれば、たとえ私でなくても排除されたであろうことはわかるんですが(私が彼ら・彼女らの立場であっても、私に対して反感を抱くであろうことも)、そんなことは最中にはわからなかった。うまくいかないのは自分自身に原因があると思い込み、空回りし、事態をさらに悪化させ、結局そこは1年もたたないでやめる羽目に陥ってしまったんです。
 しかし私のいた会社と違い、ハロプロミキティの扱いには慎重すぎるほどに慎重でしたよねえ。
 娘。の初期メンバーたちはおそらく事務所の都合や戦略に翻弄されるミキティに共感や同情もあって手を差し伸べてくれただろうし、年少メンは、無邪気に仲良くなろうとしてくれたのではないかとは思うんですが。
 それでもマスコミではミキティが娘。に女帝の如く君臨し、権勢をふるって気に入らない加護ちゃんをやめさせたとか(人気者の加護ちゃんを追い出せるほどの権力がミキティにあるのなら、すぐにでもソロに戻れるでしょうに……というかそもそも娘。入りしなくて済むのではないかと……汗)、そんな激動の時期に3年越しの彼氏がいてミキティの方から結婚を迫っているだのと伝聞だけの馬鹿馬鹿しい記事が出たり(彼氏の有無はともかくそれはありえないって)、ほんの少しでも目立つとネットのアンチから外様は目立つなと叩かれたり、目立たないと今度はしょせんはソロ失格の無能者と罵られています。
 私はこことは別に大き目のサイトを持っていて、オフのイベント企画などもやっていたのですが、相当気を使って、一切私情を交えないように、誰しも公平になるようにと慎重に運営してきたつもりなのに、人が集まるただそれだけで、身に覚えのないことでネットで叩かれたことがあります。
 矢口真里がネットを見て、こんなに一生懸命やっているのに悪口を書かれていたと落ち込んだというエピソードを聞いた時は、公的な存在である芸能人なら覚悟すべきことなのに、そんな些細なことで動揺するなんて馬鹿馬鹿しいと思ったものの、いい年した私でもウンザリしたのに、10台の女の子なら当然なのかもしれません。
 そこで有名税と割り切れないのが矢口の弱さでもあるのでしょう。
 仕事から帰って来た矢口が(自分は何をやっているんだろう……)と何十分も呆然と佇んでいたり、大声で泣いたりするというエピソードを自ら公表してしまう弱さは愛しくもあり、感情移入もできるのですが。

 ミキティは私にとって憧れであり、萌えの対象でもあります。
 「持ち前の神経の太さですっかり娘。に君臨」なんて悪意混じりにゴシップ誌に書かれても、ニヤニヤしつつ萌えることのできるミキティが、願わくばそういう子でありますように(笑)。
 あのミキティがそういうことは一言も言わないで、ひそかに落ち込んでいたり泣いていたりしていると思うと、かわいそうすぎますもん……(涙)。
 やっと手に入れた「ハロープロジェクト大百科」のいつものそっけないほどシンプルな回答にあるように、失望することがあっても(ないわけがないのです……)、こんなものさと肩をすくめて、後は寝てしまって忘れていますように。
 動物的な本能でベストを尽くしてください。
 いつも楽しもうとしてください。
 ミキティに泥臭い根性は似合わない。
 けれども飄々として、達観しているわけではなく、苦労してきたことの強さが自然に彼女に笑顔を作らせ、他人に対してもさらっとした思いやりを示すことができるのではないかと思います。
ミキティにはまた愛されて育った子特有の強さも感るんですよねえ。親子喧嘩や兄弟喧嘩のエピソードから想像するに、西原理恵子の幼少時代の漫画のように貧乏とDQN的環境の中でのプリミティブな愛情を受けてきたんじゃないか、とか)。


 ミキティは上等な人間です。


 少なくとも私よりは……(^^;;

よろしく!センパイ

 加護亜依ちゃんが過去の自分の映像を見て、あの頃は幼かった……などと回顧していたんですが、何だか30過ぎて身も心も丸くなったおばさんが、若い頃のやんちゃで悩み多かった時代を遠い目をして語っているようにも見えてしまい、クラクラ……汗。
 思春期の女の子にとって太っているってことは、男性には想像もつかないくらい自尊心を傷つけることなんですが(福田明日香がもし太めじゃなかったら、彼女は違う人生を歩んだかもしれないくらい……)賢い加護ちゃんが色々なことがわかっていても痩せないのは、何かに抵抗しているんじゃないかとすら思えてしまいます。
 もしかしたら彼女は過去の自分に対して何らかの慙愧の念があるのかもしれないなあ……きっと今の自分は居心地がよいのでしょうね。
 そう思うといちがいに痩せろとは言えないんですが……うーん。


乱歩R

 はじめて見ましたが、藤井隆が主演のわりにコミカルなわけでもなく、乱歩的世界を再現しているわけでもなく、かといって独自の世界観があるわけでもなく、何を狙っているのかよくわからない番組でした。
 石川さんが出ているせいじゃなく、きっといつもこんなもんだとは思うんですが、全体的にチープで安易で企画倒れな気がするのは最近のモーニング娘。のようでもあり……(^^;;
 石川さんの現在の髪型はいつもは地味な印象を受けるのですが、ピンクのシャネル型スーツなどと組み合わせると、昭和の香りのするお嬢様って感じで、とてもよかったです。これからはいつもレトロ系お嬢様路線で押し通したらどうかしらん?
 レトロな洋館や乱歩の世界と作り物感バリバリの石川さんの組み合わせはナイスなので、番組自体の作りが演劇的だったら、さらにナイスだったと思うんですよね。脇に妙に芸達者な人がいて、テレビドラマ的にまともな演技をされると、石川さんの大根が目立つっての!(笑)
 石川さんには丸尾末弘の「少女椿」やあがた森魚の「乙女の浪漫」のような世界を演じてもらいたいものです……寺山修司が大根もいいところだった10代の三上博史(レトロな美少年だったんですよ)を起用して撮った「草迷宮」みたいなのも、見てみたいな♪